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明治天皇行在所跡って何?どの県にもある?夏休み自由研究のポイントも!

歴史散策

こんにちは!ひ~ちゃんママです。

今年は元号が平成から令和に変わりました。

現天皇陛下は、126代ですね。

近代国家になって、最初の天皇は明治天皇です。

明治天皇は、全国を巡幸した言う話は聞いたことがあります。

歴史好きの私ですが、我が町に昔から明治天皇の行在所という場所があり気になっていました。

以前は、公園になっていて小さな家があったのですが、現在は整備され記念館になっています。

明治天皇が本当にこんな田舎にまで来られたのか?

また、みんなが天皇を今のように見ることが出来たでしょうか?

また、歴史好きのお子さんにとっては、もしかしたらあなたの待ちにある行在所を調べることで、夏休みの自由研究にも生かせるポイントもまとめてみました。

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明治天皇が即位した頃

明治天皇が即位したのは、1,867年(慶応3年)のことです。

たった14歳で即位しました。

そのころは、京都御所に住んでいて丁度幕末の激動の変化の大きな中で即位したと考えると、14歳の今で言えば少年が急に表舞台に立ち、大変だったことだろうと思います。

そして、幕末の動乱に巻き込まれます。

ここからは、日本史のおさらいになります。

1,867年 大政奉還

1,868年 王政復古の大号令、鳥羽伏見の戦い、五箇条の御誓文、戊辰戦争勃発、江戸開城

江戸城が無血開城された後に、江戸を東京、江戸城を東京城と改められました。

そして、明治天皇が東京へ行幸したのです。

さらに、一度京都へ戻り、1,869年に再び東京へ向かい、崩御するまで東京で暮らします。

1,867年から1,869年までの間は、きっと明治天皇にとっては何が何か分からない状況だったのではないかと思います。

※自由研究ポイント(明治天皇にスポットを当てた年表作り)

明治天皇の巡幸

天皇が外出することを、行幸と言います。

目的先が複数あるときは巡幸と言うそうです。

全国を巡幸したのは、明治天皇が初めです。

以前、ラジオ番組の中で明治天皇の全国巡幸についての話題がありましたが、新政府としても江戸時代の将軍にかわり、天皇が日本の国を治めたと言うことを知らしめたかった目的が大きかったに違いはないと思います。

このときの巡幸は以下の通りです。

<Wikipediaからの引用>

1872年 5月23日~7月12日 大阪、中国、西国(近畿・四国・九州)

1876年 6月 2日~7月21日 東北

1878年 8月30日~11月9日 北陸道、東海道

1880年 6月16日~7月26日 山梨県、三重県、京都府

1885年 7月26日~8月12日 山陽道(山口県・広島県・岡山県)

 

これを見ると、その当時車や電車もない中で、多くの人を引き連れて大変な事だっただろうと思います。

また、迎え入れる方もきっと大変だったことでしょう。

そして、全国各地には巡幸の記念した場所があるようです。

※自由研究ポイント(全国の巡幸した経路調べ)

明治天皇を見ることが出来た?

現在では天皇陛下が、全国を回られ私たちとも気軽に声をかけてくださる様子は、テレビでもよく見ることが出来ます。

明治天皇の巡幸の祭には、各地で歓迎を受けたという記録が残されているようです。

多くの人々が明治天皇をお迎えした様子も、記録されています。

お姿を見ることが出来たかどうかについてですが、御真影という形で見ることはできたようです。

私の祖父は、90歳になりますが、小さい頃に地域にある機織りの場所を明治天皇が訪問されたときの逸話を聞いたことがあると言っていました。

その時に、馬に乗った明治天皇が来られるというので、リハーサルとして、役人が実際に馬に乗り頭にわら靴を乗せて、建物の門を通ることが出来るか試したという話があると言っていました。

ですから、お姿を見た人もいたのではないかと思います。

江戸時代までは、御所の中だけの人でしたので、すごくセンセーショナルなことだったでしょうね。

※自由研究のポイント(巡幸について知っている人に話を聞く)

地域に存在する宿泊場所の跡

私の町にも、最初のお話したとおり明治天皇の行在所跡が存在します。

現在は、明治記念館として残っています。

もともとは、明治の頃の庄屋さんの家を改築してお迎えしたようです。

現在は、このようにきれいになっています。

中は、こんな風にすごく豪華です。

造りは、書院造りの様ですね。

金箔が全体に貼られているようで、こんなところでお休みになったのだと思うと、その当時明治天皇をお迎えするに当たって、皆さんご苦労されたことでしょう。

今では、誰でも見学できます。

また、お茶会なども開かれています。

各地域には、跡地としての石碑が建っていたり、詳しい記録が残っているところもあるようです。

ぜひ、訪ねて調べてみると良いと思います。

※自由研究のポイント(地域にある巡幸の跡を訪ねる)

自由研究のポイント

明治天皇の巡幸を調べるポイントをまとめてみます。

1 明治天皇にスポットを当てた年表作りをしよう

 2 明治天皇巡幸の経路を調べてまとめよう

 3 明治天皇の巡幸について知っている人の話を聞いてまとめよう

 4 地域にある巡幸の跡を訪ねて調べたことをまとめよう

5 資料や写真を整理しよう

 6 調べたことから分かったことや、感じたことを書こう

1~6について自分でまとめてみましょう。

まとめ方は、色々です。

新聞にまとめる。

パワーポイントにまとめる。

ポスターセッション的にまとめる。

その他いろいろ工夫してみてくださいね。

まとめ

今回は、我が町の明治天応巡行跡にスポットを当ててみました。

明治時代に興味のある人にとっては、自由研究の課題の一つとして良いと思いますよ。

記録が残っている地域も結構あるようです。

ぜひ、調べてまとめてみてくださいね。

また、自由研究でなくても、歴史好きの方、興味のある方はぜひ散歩の途中に訪れてみてくださいね。

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