こんにちは!ひ~ちゃんママです。
中学校・高等学校の運動部の活躍は、全校生徒にとって大変嬉しいことですよね。
県大会や全国大会などに出場する選手を激励するのが、壮行会です。
壮行は、大きな大会や遠征に行く人を激励し応援する意味をもっています。
壮行会では、校内の生徒のみで行う場合もありますが、多くは部活の関係者である保護者、指導者はもちろん、学校関係者などたくさんの人たちが集まり、開催されます。
そして、壮行会では、送る側と送られる側が互いに挨拶をします。
生徒会長は、選手を激励する立場で送る側としての挨拶を、部活動の部長や主将などは、送られる側としての挨拶をします。
今回は、送る側の立場である生徒会長の挨拶のポイントと、送られる側の立場である部長や主将の挨拶のポイントを纏めてみました。
さらに、直ぐに使える例文を紹介しますね。
壮行会生徒会長挨拶のポイント
大きな大会に臨む前の選手たちへのメッセージは、選手にとっては大変心強いものです。
生徒会長として挨拶する場合は、これまでの選手一人一人の努力をたたえ、力の限り応援するという思いを示すことが重要です。
壮行会生徒会長の挨拶の構成とポイント
① はじめのあいさつ
ポイント:大きな大会に臨む選手に、まずは、大会の意義を示しましょう。
② 本論①
ポイント:選手のこれまでの努力をたたえましょう
③ 本論②
ポイント:大会に臨む選手へ、生徒会として力いっぱい応援することを伝えましょう。
④結びの言葉
ポイント:最後にエールを送る気持ちを伝えましょう。
壮行会生徒会長の挨拶直ぐに使える例文
<運動部壮行会生徒会長挨拶>
15年ぶりの快挙を果たしたバレー部の皆さんのことを、生徒会としても本校の誇りに思います。バレー部は、毎年県内の強豪チームがひしめき合っており、全国大会の切符を手に入れるのは非常に難しい状況です。今年度は、その多くの強豪チームを打ち破り全国大会に見事出場することが出来たこと素晴らしいと思っています。全国大会では、今までの練習の成果を発揮すれば、上位入賞も夢ではないと思います。生徒会は、皆さんがそれぞれもっている力を思う存分発揮することができるよう、会場で思いっきり応援します。どうか、本校の校訓である「進取・錬磨・貢献」の清心で、最後まで粘り強く力を尽くして進んで行ってください。必ずよい成果を得ることが出来ると思います。
最後に、エールを送ります。
フレー、フレー新谷校バレー部 オー!
今回で3年連続の出場です。昨年度、一昨年度と銀賞という素晴らしい賞を受賞をもとに、今回は金賞を目指して皆さんが日々寸暇を惜しんで練習に励んでいらっしゃることを、生徒会としても本校の誇りに思います。吹奏楽部は、本校の中でも古くからの伝統のある部です。多くの先輩方が実技指導を率先してくださるなど、日々応援してくださっています。そして、皆さんの活躍を期待していらっしゃいます。
中部日本大会は、多くの強豪校が参加します。しかし、吹奏楽部の皆さんの実力は、全国大会にも通用する力を持っているはずです。ぜひ、素晴らしい演奏を聴衆の皆さんに聞かせてあげて下さい。生徒会は、皆さんがそれぞれもっている力を思う存分発揮することができるよう、思いっきり応援します。僕の好きな西郷隆盛の言葉に「敬天愛人」どいう言葉があります。天を敬い人を愛するという意味ですが、吹奏楽部の皆さんは、天から与えられた素晴らしい才能をもっています。そして、その一人一人の才能を合わせることで大きな力になるでしょう。
皆さんが、悔いのない演奏をされることを期待して、壮行の挨拶とします。
壮行会部長や主将の挨拶のポイント
壮行会の送られる側の部長や主将の挨拶は必須です。
大きな大会出場にあたって、部員を代表して応援してくださる方々に向かっての挨拶になります。
大きな大会になればなるほど、学校内の関係者だけでなく、保護者は勿論地域の皆さんなど多くの方が応援してくださっています。
その応援に感謝の気持ちと、応援に応える思いを伝えましょう。
壮行会部長や主将の挨拶の構成とポイント
① はじめのあいさつ
ポイント:まずは、壮行会に集まってくださった感謝の気持ちを述べ、簡単に大会に望む思いを述べましょう。
② 本論①
ポイント:これまでの自分たちの努力や成果などを述べましょう。
③ 本論②
ポイント:多くの方の応援や支援について感謝しましょう。
④結びの言葉
ポイント:最後に決意や応援のお願いをしましょう。
壮行会、部長や主将が直ぐに使える挨拶例文
<運動部壮行会部長挨拶>
本日は、私たち山藤高校バスケット部の全国大会出場にあたり、このように盛大に壮行会を開催していただきありがとうございます。また、多くの皆様にお集まりいただき、激励の言葉を頂戴して今は「必ず勝つことが出来る」という自信が心の底から湧いてきています。
チームが今の体制になって9ヶ月、私たちは毎日厳しい練習を重ねて参りました。部長の私の目から見ても、一人一人が確実に力を付け、一回りも二回りも成長していることを感じています。
その間、家族、先生方、先輩方、そして地域の皆様にあたたかく見守っていただけたことは、何よりも心の支えになりました。そのご恩に報いるためにも最高の結果をご報告できるよう、精一杯プレーしてくる所存です。
そして、部員全員悔いの残らない試合をしたいと思っています。応援よろしくお願いいたします。
今日は、私たちの全国大会出場のために、多くの方に集まっていただきありがとうございます。また、皆様から多くの激励の言葉をいただき、本当に感謝しています。
本校の吹奏楽部が、全国大会に出場するのは今回が初めてです。これまで、多くの先輩方が何度もチャyレンジしてきた全国大会への切符を手にしたときは、なんだか夢を見ているようで、正直実感が湧きませんでした。しかし、多くの方に「おめでとう」と言われ、現実のこととして全国大会への気持ち新たにして練習に励むことができました。
毎日の練習では、一人一人の音の完成度を目指すとともに、全員の気持ちが一つになる演奏を目指してきました。出場するからには、皆様のこれまでのご支援や応援に応え力一杯演奏してきます。
大会当日までの一人一人のプレッシャーは、非常に大きいと思われます。今後ともこれまで同様、温かいご支援や応援を宜しくお願いします。
本日は本当にありがとうございました。
まとめ
大会を目指して練習していた多くの部員への激励を伝えるにあたり、生徒会長としては、思いを伝えたいことでしょう。
しかし、思いが膨らみすぎて、長すぎる挨拶は禁物です。
短くてもインパクトのある挨拶が出来るといいですね。
また、部長や主将として、壮行会で挨拶する方は、部員を代表して思いを表現することになります。
部員の思いを背負っての挨拶、大変ですね。
しかし、あまり気負わず素直に感謝の気持ちと、今の心境を伝えると良いと思います。
そして、大会頑張ってくださいね。