こんにちは!ひ~ちゃんママです。
年末になり、年賀状を出す季節になりましたね。
終活年賀状という言葉知っていますか?
年賀状を出すのをやめたいと思う方が、「来年から年賀状を辞退させていただきます」という一文を年始の挨拶に添えて出す年賀状のことです。
「もう年賀状は出さないことにしたい。」「退職するタイミングで、年賀状を出すのを終わりにしたい」という方が40代・50代にも多くなっているようです。
今年の初めには平成が終わる年ということで、終活年賀状を出した方が多くいらっしゃったということも聞きました。
今回は、そんな40代・50代で年賀状の終活されたい方へのアドバイスとして、「40代・50代終活年賀状を出すタイミングや直ぐに使える例文はこれ!」というテーマで纏めてみました。
終活年賀状を出す理由は何?
終活年賀状を出す理由は何でしょう。
私の父親も、高齢になり独り暮らしから私設の老人ホームに入った機会をきっかけに終活年賀状を出しました。
近年、終活年賀状をいただくかたからは、「退職を機会に」「還暦を迎えて」「寄る年波には勝てず」「手元がおぼつかなくなりまして」などの文面が目立ちます。
いわゆる、高齢になったので生前整理の一つとして、人間関係を整理する方も多いようです。
また、高齢の親に代わって代理で年賀状を出している方の中にも、終活年賀状を出す方が多くいらっしゃいます。
全ての年賀状を終活年賀状にするのではなく、本当に親しい方のみに年賀状を出すことにして、その他の方は今後出さないことにするというのも一つの方法です。
高齢者(60代以上)でなくても、40代・50代の方で年賀状を出さないことにしようと思う方も増えているようです。
その理由の一つに、SNSでのコミュニケーションが多くなったためだとも思われます。
LINEやメールでの新年の挨拶をした方が簡単でいいですし、最近はSNSでの挨拶が当たり前になっています。
わざわざ、時間をかけて忙しい時期に年賀状を作成して出すのが、大変だという方も多いことでしょう。
年始の挨拶の在り方も多様になっています。
40代・50代の方でも、それぞれの考え方で相手の方に自分の意思を明確に伝えるのも良いと思います。
終活年賀状のポイント
終活年賀状のポイントは、次の3点です。
①年賀状を辞めたいという事情を説明する
②辞退の言葉を明確に述べる
③今までの感謝の言葉、今後のお付き合いについて述べる
年賀状を辞めたいという事情を説明する
まずは、年賀状を辞めたいという事情を説明しましょう。
高齢者の場合
高齢者の場合は、高齢のためというのが最も自然な事情です。
<文例>
- 寄る年波には勝てず
- 高齢のため
- 米寿を迎え(年齢に合わせて:古希や喜寿など)
- 身体の衰えを痛切に感じ
- 文字の読み書きが辛くなってきて
- めっきり体力が衰えてきました
40代・50代の方
40代・50代の方は、まだまだ現役で働いている方です。
年賀状を辞退するのは、なかなか勇気がいるかも知れませんね。
辞退の理由は、忙しいことが一番の方が多いでしょう。
そんな場合は、相手との関係が理由で内ことを明確にするために、自分の勝手で辞めるという旨を伝えるのが良いでしょう。
<文例>
- 誠に勝手ながら
- 毎年したためることが難しくなって
- 忙しさで、手が回らず
辞退の言葉を明確に述べる
「今年をもちまして 新年のご挨拶状を最後とさせていただきます」
など、今後の年賀状を辞退する言葉を明確に述べましょう。
あなたが、大変お世話になった方や、目上の方などに送る場合は、この後に丁寧にお詫びの言葉を入れることが大切です。
<辞退の言葉文例>
- 本年をもちまして、年始のご挨拶状をご遠慮させていただきたいと考えております
- 本年をもちまして、年始のご挨拶状を失礼させていただきます
- 毎年の年賀状も今年で最後にさせていただきます
- 今年をもちまして、書き納めとさせていただきます
<お詫びの言葉文例>
- 誠に勝手ではございますが
- 勝手ではございますがご容赦ください
- 非礼を深くお詫び申し上げます
- どうか悪しからずご了承いただけますようお願い申し上げる次第でございます
今までの感謝の言葉、今後のお付き合いについて述べる
年賀状を出す方の中にも、年賀状だけのお付き合いの方、日常も今後もお付き合いする方と色々な方がいらっしゃると思います。
年賀状だけのお付き合いの方には、今までの感謝の言葉を丁寧に述べましょう。
また、今後も日常でお付き合いをする方には、今後のお付き合いに関しても述べると良いです。
年賀状だけのお付き合いだけの場合の文例
- 永きにわたりましてあたたかい賀状を賜り、ありがとうございました
- 長年にわたり温かい賀状を賜り、ありがとうございました
- 長い間お付き合いをいただき、誠に感謝申し上げます
今後もお付き合いする場合の文例
- 今後もお付き合いのほど宜しくお願いします
- 今後も変わらぬお付き合いをお願い申し上げます
締めの言葉で最後を締めくくる
- 皆様のご健康とご多幸をお祈りいたしております
- 皆様の益々のご活躍とご多幸をお祈り申し上げます
- 皆様のご健康と繁栄をお祈り申し上げます
終活年賀状を出すタイミング
終活年賀状を出すタイミングは、特に決まっていません。
普通の年賀状を出すときに、一言添えるのが一般的です。
勿論、決まりはありませんので、お相手が年賀状を準備する以前となる11月下旬頃までに、年賀状を出さない旨を書いた葉書を送るのも良いと思います。
終活年賀状をもらったらどうする
終活年賀状をもらったら、特になにもすることはありません。
次の年は相手に年賀状を送らないだけで結構です。
もし、お相手に感謝を述べたり、気持ちを伝えたい場合は、寒中見舞いでお相手にその旨を伝えると良いでしょう。
終活年賀状直ぐに使える文例
旧年中はいろいろとお世話になりありがとうございました
さて、私も古希を迎え、寄る年波には勝てず筆をとるのが難しくなって参りました
本年をもちまして、年始のご挨拶状を失礼させていただきます
長年の温かい賀状を賜り、感謝申し上げます
皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます
旧年中は大変お世話になりました
私も還暦を迎え、大変勝手ではございますが
毎年の年賀状も今年で最後にさせていただきます
非礼を深くお詫び申し上げます
とは言え、今後も変わらぬお付き合い宜しくお願い申し上げます
皆様のご活躍とご多幸をお祈り申し上げます
お元気でお過ごしでしょうか
さて元号が令和と改まりましたのを機に 本年で年賀状も最後にしたいと思います
誠に勝手でございますがご容赦くださいませ
今後はSNS等での交流を深めたいと思いLINEのQRコードを添えさせていただきました
友達登録をしていただけるとありがたいです
来年はLINEで年始の挨拶もさせていただきます
今後も変わらずお付き合いを宜しくお願いします。
皆様のご健康とご多幸お祈り申し上げます。
まとめ
今回は、終活年賀状についてまとめてみました。
高齢者が多くなるにしたがって、終活年賀状も多くなることでしょう。
少し寂しくなるような気もしますが、人生の終活を考えると生前に人間関係を整理することも大きな終活の一つです。
また、若い方にとってもSNSを使っての付き合いを深めることも良いと思います。
終活年賀状を考えている方は、ぜひ今回の記事を参考になさって下さい。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。