こんにちは!ひ~ちゃんママです。
2019年、10月22日には即位正殿の儀が行われ、天皇陛下が国内外に即位されたことを宣明されました。
10月22日は、2019年限定の祝日でした。
国民の祝日ってどうやって決まるのでしょう?
そして、平成天皇陛下の誕生日は、12月23日。
昨年までは、国民の祝日の日でしたね。
昭和天皇の誕生日は、4月29日で、平成になるまでは4月29日は天皇誕生日として祝日でした。
さて、2019年は5月1日に天皇陛下が即位されましたので、12月23日はどうなるのでしょう。
また、2020年からの天皇誕生日は?
天皇誕生日と祝日について、疑問になった事を、今回調べてみました。
天皇誕生日と国民の祝日について
天皇誕生日の歴史
天皇誕生日は、天皇陛下のお誕生日であり、国民の祝日の一つです。
古くは、天長節と呼ばれていました。
この天長節という名前は大変古く、中国の唐の時代に期限が遡るようです。
日本では、光仁天皇の時代(775年)10月13日(11月10日)に、天長節の儀が執り行われたそうです。
明治以降は、即位した天皇の誕生日に合わせて天長節が定められました。
第2次世界大戦後は、昭和23年に祝日法が制定され、国民の祝日として昭和24年より「天皇誕生日」が定められました。
非常に古い歴史があるのですね。
国民の祝日とは
国民の祝日は、「国民の祝日に関する法律」で定められています。
第1条では、国民の祝日の定義がされています。
第1条
自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞって祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名づける。
国民がお祝いをし、感謝をする日として定義されていることが、とても意義深いですよね。
2019年の国民の祝日は、天皇陛下が即位される年であり、次の日が、例年と異なり即位に関する休日が定められています。
5月1日:天皇即位の日
10月22日:即位正殿の日の行われる日
ちなみに、2020年は東京オリンピックの開催により、平年とは国民の祝日が異なります。
2020年のカレンダ-は、注目ですね。
2019年の天皇誕生日は?
2019年は、国民の祝日である天皇誕生日はありません。
平成天皇(上皇)の誕生日は、12月23日、今上天皇の誕生日は2月23日ですので、2019年に限り天皇誕生日がなくなっています。
このようなことは、祝日法の制定以来初めてのことだそうです。
平成天皇の誕生日はどうなる?
明治天皇の誕生日11月3日は「文化の日」、昭和天皇の誕生日4月29日は「昭和の日」になっています。
平成天皇の誕生日はどうなるのでしょうか?
12月23日は、現在、国民の祝日ではなく平日になっています。
Wikipediaでは、次の用に記載されています。
上皇の誕生日:12月23日平成時代は祝日とされた第125代天皇明仁の誕生日である12月23日は、退位後の令和元年(2019年)より平日に戻る。これは存命である先帝たる上皇の誕生日も祝日にすることが、今上天皇との間で「二重権威」を生ずるとの懸念を払拭するため、天皇退位特例法の付則で定められたものである。
平成天皇の誕生日については、天皇退位特例法に定められているのですね。
2020年以降の天皇誕生日は?
2020年以降の天皇誕生日は、今上天皇の誕生日2月23日になります。
したがって、2020年2月23日は祝日です。
天皇誕生日には、次のような行事が行われます。
・宮中において、祝賀の儀、宴会の儀、茶会の儀、一般参賀が行われます。
・伊勢神宮を始め、各地の神社では天長祭が行われます。
・海上自衛隊では、自衛艦において満艦飾が行われます。
・外国駐在の日本大使館でもレセプションが行われます。
まとめ
今回は、2019年、2020年の天皇誕生日について纏めてみました。
平成天皇の誕生日は、ちょうどクリスマスに近くて祝日が重なり楽しみでしたね。
2020年の天皇誕生日にはきっと多くの方が、天皇陛下の誕生日をお祝いし、そして感謝する日になりますね。
一般参賀も楽しみです。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。