こんにちは!ひ~ちゃんママです。
夏から秋にかけて、子供の外遊びや、親子でアウトドアに出かける機会が増えていますよね。
そんなときに気になるのが虫刺されです。
たかが虫刺されと思う方もいらっしゃるかも知れませんが、実は、結構重篤な症状になることもあります。
例えば、2014年に凄く話題になった伝染病「デング熱」。
デング熱は蚊が媒体でした。
2016年にリオデジャネイロ五輪が行われたときは、ブラジルで「ジカウイルス感染症(ジカ熱)」がひろがりました。
今年は、ラグビーのワールドカップがあります。
そして、2020年はいよいよ東京五輪がありますよね。
今後、これらの大会に向けて海外からの渡航者が増えることは間違いありません。
そのため様々なウィルスや感染症が海外から持ち込まれて広がる可能性があります。
また、近年野山に多いダニに刺され「重症熱生血小板減少症候群(SFTS)」に感染して、死に至るお子さんの事例も起きているそうです。
子供たちが虫取りや、キャンプなどで林や山に入ることが多い時期ですので、注意が必要ですね。
虫刺され予防には、有効な虫除け剤が沢山でています。
しかし、ママさんにとっては、「子供に塗ったりスプレーをかけても大丈夫なのかしら?」と思うこともありますよね。
そこで、今回は、「子供の怖い虫刺され!予防用虫除け剤どれがいい?防虫成分配合の子供服って?」というテーマで調べたことを纏めてみました。
子供の怖い虫刺され
子供にとって怖い虫刺されって何でしょう。
今回は、「公益社団法人日本皮膚科学会」のHPを参考にして纏めてみました。
子供の虫刺されとなる原因の虫って?
皮膚炎を起こす虫は、結構多いです。
蚊、ノミ、ブユ、ハチ、トコジラミ、アブ、ケムシ、ダニ、クモ、ムカデ、などです。
この中でも、吸血する虫、刺す虫、咬む虫、触れることで皮膚炎を起こす虫に分けられます。
○吸血する虫:蚊、ノミ、ブユ、トコジラミ、アブ
○刺す虫:ハチ
○咬む虫:クモ、ムカデ
○触れることで皮膚炎を起こす虫:ケムシ
虫刺されによって起こる皮膚症状って?
虫刺されにによって起こる皮膚症状のほとんどが、「痛み」と「かゆみ」です。
痛みの代表的なものは、ハチに刺されたときの痛みです。
チクッと刺されただけで、大人でも涙が出るほど痛いです。
まして子供はもっと痛いことでしょう。
しかし、虫に刺された痛みと異なり、虫が刺したり、咬んだりしたことで、皮膚の中に物質を注入することで痛むことがあります。
かゆみは、虫に刺されたり、咬まれたりしてはいった皮膚の中の物質にアレルギー反応によって起こるそうです。
このアレルギーも、すぐにあらわれる場合と、遅い場合とあるそうですよ。
かゆみに伴い、赤発やブツブツ、じんましんなどがあらわれることも多いです。
虫刺されからとびひに!!
虫刺されからとびひになることがあります。
それは、子供の場合かゆみが強いと傷口をかきこわしてしまうことがあるからです。
そして、傷口に黄色ブドウ球菌などが付くと、とびひになることがあるのです。
とびひは、感染するので予防が大切です。
かゆみ止めの薬を使って、かゆみを押さえてあげましょう。
虫刺されによる全身症状って?
怖い虫刺されの症状ってどんなの?
日本には、人間の生命を脅かすような猛毒を持っている虫はほとんどいません。
しかし、日本脳炎やデング熱などの感染症にかかる可能性もあります。
命にかかわる日本脳炎については、ワクチン接種を確実にすることが大切です。
虫刺されの重篤な症状への対応は?
虫刺されの重篤な症状は、しっかりとした治療が大切です。
なるべく早く医療機関を受診しましょう。
子供は、症状が急に悪化することがあります。
安易に放っておかず、心配な場合は皮膚科や小児科を受診しましょう。
予防用虫除け剤どんなものがある?
虫刺されを予防するためには、まず、虫に刺されないようにすることです。
しかし、子供の皮膚を全く露出しないと言うことは難しいですね。
そこで、露出する部分には虫除け剤をしっかりと塗ることが重要です。
読売新聞2019年7月28日の記事には次のように書いてありました。
露出する部分には、ディートやイカリジンなどの有効成分が入った虫除け剤をしっかりと塗る。ディートやイカリジンは、蚊などの感覚を刺激し、人の肌を認識させない効果がある。イカリジンは子供の使用制限はないが、ディートは生後6ヶ月未満では使えず、6ヶ月以上~2歳未満は1日1回までなどの制限があるので、使う前に製品の注意書きを確認したい。
この記事を読むと、子供に虫除け剤を塗る場合は、子供の年齢に応じて虫除け剤を選ぶ必要があるようです。
ディートやイカリジンという成分が入っていることを確かめる必要がありますね。
また、成分の濃度も確認する必要があるようです。
同読売新聞記事より
有効成分の濃度を高めた虫除け剤も増えている。以前はディートの最高濃度は12%、イカリジンは5%だったが、厚生労働省は16年にディートは30%、イカリジンは15%までの製品の審査手続きを迅速化した。濃度が高いと長時間高価が続くため、こまめに塗る直せないときには便利だ。
このように、成分濃度も確認すると良いでしょう。
また、ティッシュに虫除け剤を含ませたティッシュタイプもあるようです。
ティッシュタイプの良い点は、子供の顔や首に塗りやすいことと、スプレーのように液が舞い散らないのがよいです。
スプレータイプ虫除け剤
ティッシュタイプ虫除け剤
ベビーソープの香りなので、小さなお子さんも嫌がることがありません。
テッシュタイプは携帯しやすく便利です。
防虫成分を配合した子供服
最近は、防虫生地を使用した子供向けフード付きパーカーやTシャツ、帽子なども発売しています。
繊維に薬剤を固着させてあり、虫が止まっても逃げていくそうです。
可愛い虫除け用のパーカーが沢山あります。
用途に合わせて選んでくださいね。
まとめ
今回は、子供の虫刺されについて纏めてみました。
虫刺され防止スプレーや、テッシュタイプの物、洋服もあります。
お子さんの年齢や、状況に応じて適宜虫刺され予防に務めてくださいね。