こんにちは!ひ~ちゃんママです。
7月17日、令和初の芥川賞、直木賞が発表になりました。
2019年度は、なんと芥川賞も直木賞も受賞者は2人ともに女性でしたよね。
「芥川賞」は、今村夏子氏『むらさきのスカート』、「直木賞」は大島真寿美氏『渦 妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん) 魂結び(たまむすび)』が受賞。
特に、今回の最終選考候補者は女性が多かったのも話題でしたね。
芥川賞最終選考候補は、なんと3名で、その中に富山県出身の高山羽根子さんも含まれたいたそうです。
高山羽根子さんは、今回で最終選考に残ったのは2回目です。
今回は、高山羽根子さんの素顔にせまってみました。
最終選考に残った『カム・ギャザー・ラウンド・ピープル』
最終選考の残ったのは、『カム・ギャザー・ラウンド・ピープル』です。
北日本新聞の記事の中には、高山さんの選考について「受賞作に次ぐ評価」と書かれていました。
<北日本新聞の記事より引用>
受賞作に次ぐ評価 高山さん
芥川賞を逃した高山さんの「カム・ギャザー・ラウンド・ピープル」は、受賞作「むらさきのスカートの女」に次ぐ評価を得た。
選考経過を語った小川洋子さんは、李琴峰さんの「五つ数えれば三日月が」と共に、「カム・ギャザーー」を強く押す委員がいたと説明。主人公の女性に性暴力被害を受けた過去がありながらも、作中で深掘りされなかったことに触れ、「文学として書くべき主人公の決定的な傷を書かないという挑戦をしたことが評価できた」と語った。
「カム・ギャザーー」は18日に刊行される。
前回、160回の候補になった作品は「居た場所」でした。
今回の「カム・ギャザー・ラウンド・ピープル」は、ボブ・ディランの「時代は変わる」の歌詞の一節だそうです。
前作は、まだ読んでいませんが、この本の内容はとても郷愁を覚える物でした。
最初の部分のおばあちゃんの背中の美しさを描いた部分は、自分がおばあちゃんの背中で負ぶわれた昔の記憶がよみがえってくるような感じを覚えます。
記憶の中には、なぜかしら肌の温もりやその臭い、まわりのぼんやりとした景観が懐かしさを感じます。
ぜひ、一度読んでみてくださいね。
前回ノミネートされた「居た場所」も読みたいですね。
高山羽根子さんの画像やプロフィール
高山羽根子さんの画像は、なかなか見つかりませんでした。
日本経済新聞の記事の中に、芥川賞最終選考候補としての画像が載っていました。
上の段真ん中が、高山羽根子さんの画像です。
左側が、今回芥川賞を受賞された今村夏子氏、右側は今回とても話題になった古市憲寿氏です。
下段の左側は、古川真人氏、右側が李琴峰氏の画像です。
プロフィール
高山羽根子さんの主なプロフィールは次のようです。
多摩美術大学美術学部絵画学科卒
2010年 「うどんキツネつきの」が、第1回創元SF短編賞の佳作に選出
同年、同作を収録したアンソロジー『現職の想像力』(創元SF文庫)に掲載。
2014年に短編集『うどんキツネつきの』(東京創元社)を刊行
2016年に「太陽の側の島」で、第2回林芙美子文学賞受賞。
2018年 「居た場所」(河出書房新書)芥川賞候補
著作 「オブジェクタム」(朝日新聞社出版)
高山羽根子さん、結婚や子供は?
高山羽根子さんのツィッターやインスタグラムには、多くの著作に関する情報がでていますが、結婚についてはよく分かりません。
また、お子さんが居るのかもよく分からないようです。
どちらかというと、お仕事に邁進されているようですね。
インスタグラムには朗読会の情報もありました。
多くのファンの方との交流もあるようですので、ぜひ参加してみたいですね。
まとめ
今回は、芥川賞に最終候補になった、高山羽根子さんについて纏めてみました。
2回のノミネート。
凄いですよね。
ぜひ、来年は芥川賞を受賞してほしいです。
富山県人として応援しています。